ある主婦の悩み・生活・収入・美容・健康 のぼやき

30代前半主婦業 & 週2で祖母の介護 & 綺麗になりたい & 体力つけたい & 充実させたい

家族という厄介者

 

家族というのは本当に厄介であります。

今、私は猛烈に悩んでおります。

そして、両親の問題がこのまま両親が死ぬまでこの先もず~~~~と私を巻き込み、

振り回されるのかと考えるとぐったり、うんざりして涙しております。

 

そう、わたくしは今、セブンで買ってきた味のしないドーナッツを食べながら、

泣きながらこの文章を書いております。

心身一体という言いますが、全く持ってバラバラで

頭は客観と主観が混ざり合い、涙を流しながら甘みを欲しがるという

二心二身離別という感じでしょうか。フッ・・微笑

 

 

なぜ泣いているかといいますと・・・

 

私はなが~いことお付き合いをしていた彼と半年程前に結婚し、

実家を出ているわけですが、

実家では、

昔から教養がない上に我が強く、家族全員に同居をギブアップされている+近年ボケの祖母の介護で

毎日発狂している父(元々多重人格者の様に切れると大声で怒鳴り散らす)と、

半狂乱の母(ド天然で世間知らず、頑固で自分が正しいと思っているので他人の考えを受け入れる素直さと寛容さはない)、

このサーカス団の公演が毎日繰り広げられ、ちっとも疲れが取れない家でぐったりしている姉の安否確認と母の愚痴聞き、父のご機嫌取り要員で、

週に2回ほど実家に収集されていおります。

夫は優しく、会社に行っている間なので、全然構わないと言ってくれております。

いつもそこに、たんぽぽのようにひっそり咲くように。

 

昨晩、もはや季節ごとの恒例行事というくらいの事件がまた起こりました。

このサーカス団のトップオブトップ団員・・・

そう!

ミスタ~~~~~~・・・・・、

ブラザ~~~~~~!!!!!!(歓声)

 

はい、兄です。

 

標準状態がピリピリして全員崩壊寸前の中で、

天才的タイミングでかかってくる恒例の兄からの電話。。

 

兄は以前(二十歳以降の話)、

父と泣き叫びながら殴り合いの喧嘩で、

お互い大人げなく怒り任せに、

口に出してはいけないレベルまで傷つけ合い、

威勢良く「出て行け」、「出て行ってやるよ」と言って、

一緒には住んでいないのですが、

ほとぼり冷めたころ、

金銭面で困ったときは平気で父に連絡がくるのであります。

この神経はもはや凡人には理解しえない域のようです。

 

 

父が、昔から一番キレるスイッチが入りやすい夕飯時、

リビングに電話のベルが鳴り響く・・・。

機械の音声が、独特の妙なイントネーションで

本日の公演内容を発表する。

 

「マサトシサンカラデス」

 

もはやホラーであります。

 

昔から変わらないので、家族全員に緊張と疲れがどっと襲います。

またか・・・と。

母が慌てて受話器を取り、父に聞こえないように廊下へ出て、

あたかも何も無い様な空元気な声で話しております。

 

父はとういうと、

夕飯が多くて食べれないから減らしてくれと言っておいて

おかわりやら鼻水を嗅いだティッシュでテーブルを拭く祖母のお約束の儀式で

血管は浮き上がり、酒で顔は赤く、もはや数回怒鳴り、

本番へのリハーサルは準備万端でございます。

母が電話を終え、こちらに帰ってくると

父がもはや怯えているかのようにこう聞きます。

父「何だって?」

母「今からご飯食べにくるって」

 

父、姉、私は確信に至りました。

 

金だ・・・。

 

その時、父の携帯が鳴りました。

本番公演の幕開けです。

 

「もしもし」

 

みるみる顔つきがこわばり、

怒りで顔色が赤から青黄色へと変化します。

「なんでお前はーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ガシャン!!

「知らん!!!!!!」

電話を大声で切ったものの、

むしゃくしゃは収まらず、むしろ怒りがふくれあがるのであります。

箸を投げ、むせ返りながら

「あの野郎は◎△$♪×¥●&%#?ーーーーー!!!!!

と雄叫びをあげております。

コップの底を机にゴンと強く当てた瞬間、

姉がもの凄い俊敏さで

落ちていた箸と彼の目の前の食器を片付けました。

そう!投げれそうなものを。

さすがでございます。

 

父が雄叫びを一生懸命に上げている中で

固定電話の方に兄からの電話。

それを出ながら父に訴える母。

母「お願いだから貸してあげてよ!泣」

 

お気づきでしょうか?

そう、母もアホであります。

 

母は、昔のその殴り合いに近い喧嘩の度に、

兄をとても不憫に思い、実の父親からこんなに傷つけられたこの我が息子は

なんてかわいそう!

と。

父親からの愛情が足りないと勘違いしている母は

使命かのように父にお金を出させたがります。

 

ここで驚きの情報でございます。

この母親の想い、

兄はまるで十代か二十代の若者かと思って読んでいた方もいるかと思います。

 

正解は!

33歳の息子でございます。

夜の仕事をし、彼女と同棲し、

ついこの間、その彼女との間の子を養えないと降ろしたばかりでございます。

 

まさか!?

 

うふふ・・感のいい方はお気づきですかね?

そう!もちろんその時も掛かってきましたよ。恐怖の電話が。

父の金♡

 

仕事は結構出来るらしく、店長なのでそこそこ

稼いでると思われます。

 

さて、この度貸してほしいと言ってきた金額、

なんと!

 

ゴセンエン。

 

そのくらいなら貸してあげればいいじゃないかと

思う方もいると思いますが、

逆です。

そのくらいも無い。

そのくらいで友達とかではなく、未だに両親に頼ってくる。

 

引きます。

 

 

母「お願い!!今回だけ!!あの子頑張っているの!!お願い!!」

父「お前があいつをダメにしているのがまだ分からんのかーー!!」

◎△$♪×¥●&%#?

 

いや、両方っしょ。

 

私は、母の握っていた子機を取り上げて、

パレードの中、兄と話しました。

 

「介護でいっぱいいっぱいの時に、刺激しないでよ~。

もうそのくらいは計算していざというときに残さないと。」

兄「まあね~」

「もういい大人で、兄ちゃんの教育義務はこの人達は終わったんだから、

親はもう死んだと思って、いざという時頼らないで自分でなんとかしな~」

兄「そうだね~」

「もうお祝いごとと命の危機以外は両親に連絡禁止ね 苦笑」

兄「笑笑笑」

 

とても素直です。普通に言えば普通です。

まぁ、またほとぼり冷めたころ、平気で言ってくると思いますが。

 

人は変わらないので。

 

結論から言えば私が貸しました。

振込で返してくれると。

ちなみに兄は私には優しいし、けっこうまともであります。

 

 

両親が普通のテンションで単純に、

 

“もういい大人なんだからいい加減にしなさい。これからは親に頼らないで自分でなんとかしなさい。”

“こっちはこっちで大変なんだ。”

“知らんよ。”

“お腹すいたときは飯でも食いにこい。それくらいしか出来る事はないよ。”

 

とかでいいのであります。

 

母「あの子はまだ自立出来てないの。人には人の成長のスピードがあるの!!」

といって、ますます父の怒りを煽る母。

 

怒鳴り散らして、相手を傷つけないとコミュニケーションが取れない父と

愛情をはき違えて自分に依存するように育てる母。

 

祖母はなぜか状況を理解していました。

「困ったね~」

と言って、大人しく部屋に入って言ってくれました。

 

認知症は未知だ~~~!!w

 

母に

「兄はもう十分なほど大人でこれからあなたがいなくなってからも

幸せに自分の力で生きれるように行ける様にサポートするのが本当の愛情なんじゃないの?」

と言ったら、

 

「分かってるわよ!」

とのことです。

 

私の手の甲はなぜかビリビリ痺れており、

姉は呼吸が浅くなっているように見えました。

昔からとはいえ、大人の男性が

怒鳴り散らしているというのはシンプルに恐いのです。

 

怒鳴り声を聞いている隣人の大家族の嫁は

なぜか母を創○学会に勧誘。

ロマンチックばりにシュールが止まらないぜ☆

 

そして翌日、

朝からまた父にふっかける母。

 

帰ろうとするわたくしを引き止めます。

イライラしている父にわたくしをあてがうためです。

自分でふっかけておりて、後処理は娘の役割と。

 

昔からそうでした。

兄と父の喧嘩の時は

自分は何もしないのにただ泣きわめきながら

姉に「止めてよ」と兄と父の間に入らせるようにする。

これけっこう危ないのです。

 

わたくしがまだ幼稚園生のころ、

父を車で迎えに行っていた母でしたが、

機嫌が悪いと、当たられるので、

眠い私を一緒に車に乗せて迎えにいったものです。

 

確かに母っも被害者で、

特に今は疲労で休息が必要だと思われます。

ただホテルに泊まらせようとすると

高級ホテルじゃないと結局行きたがらないし。。

 

わたくしは、結婚しても自分の家族が出来ても、

この両親の問題は自分の責任のように一喜一憂し、振り回され、

この人たちが生きているうちは、この先もずっと、

両親の喧嘩の度、兄の問題の度、両親の苦難は一緒に背負わないといけないのか。。

と考えたらどっと疲れが出ました。

 

引き止めようとする母親にその場で、

相談くらいは乗るし、何かあったら助けたいし、幸福を願っているが、

あなたたち夫婦の問題まで面倒みれない。

「道具じゃないんだからさ・・・。」

と言ってしまいました。

 

母「あなたそんな風に思ってたの!?」

 

と被害者の様な顔をして、

“私を置いて行かないで、私が苦しんでいるのを見捨てるのね”

と言っている様な表情でした。

 

わたくしはそんな父と母を

見捨て、その実家を出ました。

 

凄まじい罪悪感でございます。

涙がポロポロ。

母のことが心配でもあります。

ストレスと悪い事をしている様な感覚。

他の事全てが何もする気にならない。

自分のこと全てが今すべきことじゃない気がする。

姉を両親の生け贄にして自分が逃げたように感じます。

 

両親の幸せは子供を自由にします。

平穏から自由と意欲が生まれます。

 

自分の幸せは各々自分で確立しなければならないのです。

誰かがいないと成立しない自分の幸福はその誰かの自由を奪います。

 

勝手に楽しく生きてほしい。

子供が離れて自分のもとにいなくなる淋しさ、孤独を受け入れる覚悟を持ってほしい。

じゃないと子供は自分の人生に集中出来ない・・・。

 

これ、我ながら困ったもので、

どうにかしないとと思って、いろいろ調べていたところ、

アダルトチルドレン

という言葉に引っかかりました。

 

次回はその

アダルトチルドレン

について書いてみようと思います。